他者理解の文学、あるいは

"あるいは"シリーズ

「心の壁」を壊して素直に人と話す方法、あるいは美味しいドーナツの食べ方

 

 

おはよう。今回は3つの内容をとりあげるよ。

 

  1. 「心の壁」ってどんな感覚?
  2. 「心の壁」の壊し方
  3. 「心の壁」の向こう側

 

1.「心の壁」とは?

 

 ひとまとめに「心の壁」と言っても記事によっては意味があやふやなんだよね。

ただ一人の時間が好きなだけって人も沢山いるし、話すよりも聞くほうが得意ってこともある。

あまり話さないからって「心の壁」があるとは限らないわけだ。

 そこで私は次のような感覚を「心の壁」として考えるよ。

 

「好きなアニメの話したいけど、こんなジャンルみんな見ないかな……」

 

 こう考えて繕った趣味を話す人は多いんじゃないかな。

本当は話したいことがあるのに「人には伝わらない」と思って話せない

この感覚だ。

 

2.「心の壁」の壊し方

 

 この感覚は2つの要素で作られているよ。

 

  • 本当は話したいことがある
  • 「人には伝わらない」と思う

 

「そのままじゃん!」って思うだろうけど、分けて考えると対策も立てやすいよ。

 まず人と話さない理由。「そもそも話すことがない」って言う人が多い。

たしかに話すことがないなら無理に話す必要もないよね。

でも、ちょっと待ってほしい。

 

本当は話すことがあるのに「これは伝わらない」と思いこんで、「話すことがない」と考えていない?

 

「心の壁」が生まれる原因は「この話は伝わらない」、「広がらない」って思いこんじゃうことなんだよね。

この思いこみが無くなれば、素直に話したいことが話せるわけだ。

 

 つぎはこの思いこみを無くす方法を考えてみよう。

 

君はドーナツを食べたことがあるかな?

 

 

どう?美味しそうなチョコファッションでしょ。

 

このドーナツがまさに、「心の壁」なわけだよ。

 

 ……とつぜん変なこと言ってごめんね。ゆっくり説明しよう。

私たちは生まれてから色々な経験をしてきているよね。サッカーを習ったり絵をかいたり。家でダラダラころがっているのも一つの経験だ。

それら全ての経験がそれぞれの「考え方」や「価値観」になっていく。

そうして作られた「考え方」は、見た目や話し方に出てくるものなんだ。

 

 このチョコファッションオールドファッションチョコリングとなら簡単に仲良くしゃべれそうだね。

でもポン・デ・ストロベリーが来たら話さないかもしれない。生地も味も違うし共通の話題なんて見当たらない。

 

 ドーナツの穴の中に居る想像をしてみた。

 壁にかこまれて独りに思える。

 壊そうにも硬くてびくともしない。

 出口も見当たらない。

 

 そんなときは下を向きがちだよね。

 下を見て歩いていたら、地面があった。

 通学路には同じ学生の足跡。

 教室の床には誰かが落とした消しゴム。

 

 そのうち雨が降ってきた。

 上を見て歩いたら、今度は空があった。

 

 壁を壊す必要なんてなかったんだよ。出口ははじめからある。穴が空いているんだから。

私たちは同じ地面を踏みしめているし、同じ雨に濡れている。

 

 こう考えてみると素直に話せる気がしない?同じ世界に生きているんだから、どんな話題でも広げられるんだよ。

 

3.「心の壁」の向こう側

 「心の壁」を壊すとどうなるのか?

そもそもなんで私が「心の壁」の壊し方を考えていたのか?

それはこのブログの目的、「他者理解を広める」にそっているんだ。

「心の壁」を壊して素直に話せるようになるってことは自分らしく暮らせるってこと。

じつは、自分らしく居ることが他者理解を深めることに繋がるんだよ。

自分が素直でいると相手は自分のことを良く理解できる。

そうすると相手もだんだん素直になってくれるんだ。

私は相手に自分のことを理解してもらうことまで含めて他者理解だと考えているよ。

 

さいごに

 

ここまで読んでくれてありがとう。

参考になったかな?

これからも他者理解を広める記事を投稿するから、ぜひ読者になってね。

 

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